「高平郷づくり協議会」設立趣旨

 高平地区は、人口3,419人(平成27年3月)のうち65歳以上が33.2%を占めるなど急激な人口減少と少子高齢化が進んでいます。地域でのつながりの希薄化も進み、日常生活の不便さから「住み続けることができない」という問題が起こりつつあります。さらに主要産業である農業も、後継者減少による農地の保全や担い手育成が課題となっています。

 一方で、区長会をはじめとする各種団体は、住民間の交流や人権、防災・防犯活動、健康・生きがいづくり、子どもの健全育成などの事業を積極的に行っており、今後もその役割を担うものと期待されていますが、このままでは地域そのものが成り立たなくなる可能性があります。

 高平地区をいつまでも「住みたい・住み続けたい」地域にするためには、住民自らが考え行動することで地域の課題を解決したり、地域の魅力を再発見するなど、高平地区らしさを活かした地域づくりが必要です。また、住民はもちろんのこと、区長会、長寿会、民生委員児童委員、PTAやその他地域で活動する団体など、地域の優れた人材や組織を集結させることで地域活動に結びつけるとともに、誰もが活動しやすい・参加しやすい仕組みにする必要があります。

 そこで、地域の力を結集し「元気な高平の郷づくり」を目指して、「高平地区まちづくり組織検討準備委員会」を立ち上げ、「高平郷づくり協議会」の設立に向けて取り組んできました。


初代山田会長(H27~29年度)あいさつ

初代高平郷づくり協議会会長

山田伸顕

就任:平成27年6月27日

高平地区のみな様に、ご挨拶申し上げます。

郷づくり協議会が発足して1ケ月が過ぎようとしています。設立総会には、高平地区を構成する各区及び団体から選出されました代議員の皆さんに、出席賜り協議会の規約、平成27年度の事業計画、予算、役員の確認、承認を頂き有難うございました。担当いたします役員一同身の引き締まる思いでございます。規約目的の、自らの発言と行動に責任を持ち、地域の将来像をえがきながら、互いに助け合い心豊かな地域、生活の豊かさを共に考え、地域形成することを念頭に、ご案内の5事業部会を推進してまいります。

協議会の拠点は、コミュニティ-高平を使わせていただき事務所、事務員を、確保、運営を図ります。又何方でも来て頂き話のできるコミュニティカフェも開いてまいります。

これらの事業は、「ふるさと地域交付金」を財源として支援されるものです。

  現在地域で活動されています既存の組織体と共存しながら、情報交換し取り組みを前進すべく、努力してまいります。将来の高平の郷が、共に栄えることを!

 先に触れましたが、情報社会の形態は、インターネットを通じて仲間がつながり、共通する課題を克服する様々なネットワークの大切さが指摘されています。今後は、縦のつながりと横のつながりをうまく組み合わせ、地域の個性や魅力を生かした中での活用方法を考え、課題解決を図っていかなければならないと思います。アナログの世代も忘れることなく考えといてや。せやせや 今後の事業展開の中で、課題を出し合い、話し合い、忘れることなく参加してや

 高平地域の皆さん、「ふるさと地域交付金」をつかって、何か! 何か!何か!

  豊かな郷づくりのため、行動を起こしませんか!