令和4年度事業計画(概要)

   私たちの周りでは、少子高齢化、認知症、老々介護、特殊詐欺などあまり好ましくない話題が連日のように報じられています。しかし、「私たち高齢者は、高平を支える重要な担い手である」との自負をもって、「家から一歩外に出て」スポーツや趣味やつどいなどで多くの人とつながることで元気で楽しい老人会活動を実施してゆきます。

   今年度の事業については、新型コロナ感染症の終息を期待して、例年通りの計画となっています。

   なお残念ながら、今期から「上槻瀬清流クラブ」が休会となり、会員数は各クラブの減少も含め、昨年より70名減の448名となっています。

南 新会長就任のあいさつ

  この度、高平長寿会会長に再任されました川原老人クラブの南友一です。一期目はあっという間に終わってしまいましたが、前期同様によろしくお願い致します。

  新型コロナウイルス感染が収束せず、老人会活動がなかなか出来ない状況下ではありますが、コロナウイルスに負けない体力づくりや感染予防に留意して元気な老人会活動を推進してゆきたいと思います。

  また、今まで共に活動してきた上槻瀬清流クラブが今年度から休会となり、7クラブとなりました。各クラブともいろいろ問題があると思いますが、先輩たちが残してくれた老人クラブを継承してゆけるよう努力してゆきたいと思っていますので、どうかよろしくお願いいたします。

  高平長寿会に待望の卓球クラブが昨年発足しました。「卓球でカラダを元気に・ココロを元気に・地域生活を元気に」をモットーに、技術は問題外(自然に上達します)、各自マイペースでにぎやかに楽しんでいます。「高齢者に卓球なんて？若者だけのスポーツでは？」と思っておられる方はとんでもありません。

令和４年度創作作品展が、11月５日（土）から９日（水）まで、社会福祉保健センターで開催されました。高平からは７クラブ40名の方に46点の作品を出品していただきました。（市老連全体では、約421作品を展示）。5日間で490名の方が見学に来られ、熱心に見学されていました。

　令和5年2月22日に高平長寿会健康料理教室を開催しました。今回は「男の料理教室」と銘打って、長寿会7クラブの会長(男性)が集まり、そば打ち体験会を実施しました。

　講師は小柿で長年そば打ちを実践されている堂本啓次さんにお願いしました。堂本さんには、道具から材料まで全てを準備していただきました。

　3班に分かれて、まず練り作業から。そば粉につなぎ粉を混ぜ水で練ります（二八そば）。これが思いのほか力のいる作業、さらに空気を含まないように練り込むのがまた難しい。練り棒で均等に伸ばすのにさらに一苦労。ようやくそば切り包丁で麺状にカット。先生の麺は約1㎜幅できれいに揃っているのですが、私たちが切った麺は「うどん」より太かったり細すぎて切れたり。森商店さんに天ぷらを作っていただき、湯がいた後、出汁を加えて天ぷらそばの完成。

　各クラブの女性部長さんを招待して食事会を実施し、皆さんに大変喜んでいただきました。皆でワイワイガヤガヤと楽しいひと時でした。各クラブでも男性会員による料理教室の開催をぜひご検討ください。